セミナー終了のご報告


みんなで学ぶタブレット活用講座(アドバンス編)

前回の基本編に続き、発展編ということで、タブレットを実際の支援にどのように活用するのかを勉強しました。タブレットは、学習支援やコミュニケーション支援に活用されることも多いツールですが、今回は、「生活支援」に焦点をあてて、ご紹介をさせていただきました。ご参加くださった方からも、ご自身はどのように使われるのかをご紹介いただくことで、また新たな活用のアイディアが浮かび、有意義な研修会となりました。『生活に密着した支援アプリの使い方がとても参考になった』『本人評価があった上でのタブレットの活用があることを改めて理解できた』などのご感想をいただくことができ、大変有り難く、今後も継続して開催していければ思います。


第1回 福祉の現場で活かす自閉症支援

今年度から新たにはじめました、「福祉の現場で活かす自閉症支援」の第1回目を開催いたしました。今回は、『自閉症とTEACCHの考え方』というテーマで、自閉症ととその支援の原則について確認しました。『自閉症の方の行動の背景にあるものがわかり、改めて基礎を学ぶ重要性を確認できた』『テーラーメイドの支援、柔軟な支援というものがよくわかった』などのご感想をいただくことができました。まだまだ定員に余裕がございますので、今後も皆様のご参加をお待ちしております!

2017春のセミナー『大人の発達障害』

2017年3月25日・26日と二日間に渡り、『大人の発達障害』をテーマにセミナーを開催致しました。25日は、大人の発達障害について、内山登紀夫医師が、支援につなげるための特性理解について、北沢香織臨床心理士がお話をさせていただきました。『ASD特性は直さなくてもいい、支援に生かすものだとわかった』『苦手をなくすのではなく、苦手はあっても困らない方法、ということを忘れないで取り組んでいきたい』『認知特性から行動を考え、支援に生かすということがよくわかった』などのご感想をいただきました。26日は、顧問弁護士であるPandA法律事務所/浦崎寛泰弁護士に『知っておきたい司法の観点』というテーマで、現在の法律の流れやトラブルに巻き込まれた際のお話など幅広くご講演いただきました。午後は、富山大学学生支援センターアクセシビリティ・コミュニケーション支援室/日下部貴史先生『大学における支援の実際』というテーマで具体的、実践的な学生支援についてお話いただきました。『障害者の権利や配慮について勉強になった』『合理的配慮の意味が丁寧に説明され、整理できた』『法的な問題が生じた際に、どこにどう繋ぐのかがよくわかった』『具体例が多く、実践的でわかりやすかった。大学での支援ですぐに実践できそうなノウハウが知れた』とご感想をいただきました。今回のセミナーは初の試みでしたが、多くの皆様に受講いただき、大変ありがたく思います。今後も、様々な専門家の方とのコラボレーションを企画中ですので、また詳細が決まりましたらお知らせ致します。写真は、左から、日下部先生、北沢心理士、浦崎弁護士です。


知っておきたい障害福祉制度 青年期・成人期向け

3月23日に「知っておきたい障害福祉制度〜青年期・成人期向け〜」を開催いたしました。今回も、佐々木(精神保健福祉士/臨床心理士)がつとめさせていただきました。障害者総合支援法での福祉サービスや、法律の改正によって新設される制度、各種手当や年金等を解説致しました。参加してくださった方々からは、『どのような制度があるかわからなかったが、今回の勉強会で十分な知識を得られたと思う』『青年期のことはまだ整理できていなかったので、今後やるべきことを示してもらえてよかった』『福祉制度について詳しく知ることができてとても良かった。また福祉に関して勉強しておくことが大切なことがわかった』とご感想をいただきました。今後も同様の勉強会を定期的に開催していく予定です。福祉に関しては、知っているのとそうでないのとでは大きく違う一方で、その情報は自分たちで得ていかなければならないのが現状です。また常に情報をアップデートしていく必要性がありますので、その都度必要な情報を発信していければと思っています。


3月18・19日 専門職講座 『自閉症スペクトラムの言語・コミュニケーション指導—さまざまな事例から学ぶ支援のエッセンス』

 今回の講座では、年齢や発達段階の異なる4人のお子さんの指導ビデオをじっくり見ていただき、指導・支援が目指していること、うまくいかなかった時の原因と対応、その結果、どのような改善がみられたかなどを丁寧に解説しました。特に、セラピストのことばや行動がお子さんにどのような影響を与えているかをきちんと検討することの大切さをお話しさせていただきました。

 受講者の方々からは、「動画も講義もとにかく具体的で、かつ重要なポイントを押さえてくださるので、学びが深かった」、「(事例について)先生といっしょの視点でどうしたら改善できるか、何をねらいとして再設定するかなど、プロセスが追えるような形で提示していただき、非常に生きた学びとなった」、「現場に戻ってからの自身の対応に大いに参考になると感じた」など、たいへん前向きなご感想をいただき、励みになりました。

 


知っておきたい障害福祉制度 幼児・学齢期向け

3月13日に「知っておきたい障害福祉制度〜幼児・学齢期向け〜」を開催いたしました。講師は、佐々木(精神保健福祉士/臨床心理士)がつとめさせていただきました。障害福祉制度は、サービスが拡充される一方で、その情報が十分にみなさんに行き届いていないのが現状だと思います。今回は、児童福祉法・障害者総合支援法での福祉サービス、各種手当、療育手帳や精神障害者保健福祉手帳でのサービス等を解説致しました。参加してくださった方々からは、『初めて知る内容が多く勉強になった』『少人数の実施なので、自分の知りたい内容をその場で教えてもらえるので良かった』『間違えて理解している部分もあったので、制度の利用や内容を正しく知ることができ安心できた』とご感想をいただきました。今後も同様の勉強会や、青年期・成人期の方向けの勉強会を開催予定です。


みんなで学ぶタブレット活用講座(基本編)

3月6日に、「タブレット活用講座」と題して、iPadやiPhone等のタブレット勉強会を開催致しました。今回は基本講座でしたので、タブレットを活用する目的や事前に設定しておきたい機能や、実際のアプリを簡単にご紹介させていただきました。受講者の皆様からは、『機能制限について大変参考になった』『セキュリティ面が心配だったので、いろいろな方法を知れてよかった』『アプリについてもっと教えて欲しい』等のご感想をいただきました。

4月に開催予定のアドバンス講座では、もう少しアプリの紹介をしていければと考えています。また、今後も定期的に開催していく予定ですので、引き続き、みなさんと一緒に勉強していければと思います!


2月19日コミュニケーション支援のためのICT活用講座

2月19日、はるばる香川より坂井聡先生(香川大学教育学部教授)にお越しいただき、『コミュニケーション支援のためのICT活用講座』を開催いたしました。講義では、支援技術の紹介だけでなく、「合理的配慮」や「障害」のとらえ方など、支援者自身の視点→行動を変えることの重要性をお話しいただきました。グループ演習では、実際にスマホやタブレットで写真を撮って手順書を作成し、子ども役の人が手順書どおりに作業をやってみたり、VOCA(音声出力型コミュニケーションエイド)でおやつを要求できるよう支援する方法を体験したりしました。坂井先生の楽しく、熱のこもったお話や演習指導により、たいへん充実した1日となりました。

 参加された方々からは、「何のためにAT(assistive technology)を使うのか、ということをしっかりと伝えていきたい」、「トーキングエイドなど実践があったことが特に勉強になった」などのご感想をいただきました。

今後もタブレットなど ICTの活用に関する実践的講座を開催予定ですので、ご興味のある方は、是非、ご参加ください!


2017年1月30日『保護者向け 就労ガイダンス』

今回は小川浩先生(大妻女子大学教授・NPO法人ジョブコーチネットワーク理事長)に、『発達障害のある人の就労の現状と課題』をテーマにお話しいただきました。豊富なご経験に基づいて、「多様な就労形態と障害者雇用」、「職場でどのような問題が起きるのか」、「就労支援の活用の仕方」、「将来に向けて今何をしておくべきか」などについて、具体的な事例をまじえながらわかりやすく解説していただきました。参加者からのたくさんの質問にも丁寧にお答えいただきました。

 参加された方々からは、「就労支援について系統立てて聞けたのがとても参考になった」「大学でのサポートのしかた、発生すると思われる問題点がよくわかった」「私自身の就労に対する考え方を変えるきっかけになったセミナーだった」などのご感想をいただきました。


金曜夜間講座第9回『読み書きに困難のある子どもの理解と指導・支援』について

 昨年4月より児童精神医学の各領域のエキスパートの先生方をお招きして、金曜の夜に専門家向け「児童精神医学研修会」を開催しております。最終回の第9回は、国立特別支援教育総合研究所 主任研究員 海津亜希子先生を講師にお迎えして、『読み書きに困難のある子どもの理解と指導・支援』についてご講演いただきました。特別支援の視点からではなく、通常学級で、学習につまづく前に、つまづきが深刻化する前に、どのお子さんも分かりやすく楽しく学べるMIM(多層指導モデル)を使った指導・支援について、エビデンスに基づきお話いただきました。

受講者の方々からは、「初めてMIMについて学んだ。通常級のユニバーサルデザインに通じるものがあると思った」「MIMが通常級で用いられることに驚いた」「障害だけに焦点を当てない発想がすごいと思った」「とても分かりやすく第二回を聞きたいと思った」「MIMの2ndステージ3rdステージの支援についても具体的な進め方を学べた」「学級全体の子供たちへの働きかけで意欲が持続されることを学ぶことができた」などのご感想をいただき、好評のうちに終えることができました。


11・12月夜間講座-個別プログラムの立案・実施のための模擬ケース会議-

 11月24日・12月22日の2回にわたり、夜間講座『個別プログラムの立案・実施のための模擬ケース会議』を開催しました。講師の中山先生による解説をまじえつつ、モデルケース(自閉症)について、グループに分かれて活発なディスカッションが行われました。実際のアセスメントや支援の様子をビデオで確認することもでき、たいへんわかりやすい講座だったと思います。

 参加者の方々からは「ご本人の特性やアセスメントで得られた情報をもとにどのような支援計画を立てていくか、考え方の道筋が理解できた」、「意志決定の話が興味深かった」、「グループワークでいろいろな立場の方の意見を聞くことができてよかった」などのご感想をいただきました。


金曜夜間講座第8回『ひきこもりケースの精神病理と支援』について

4月より児童精神医学の各領域のエキスパートの先生方をお招きして、金曜の夜に専門家向け「児童精神医学研修会」を開催しております。12月は、大正大学 心理社会学部 臨床心理学科 教授 近藤直司先生を講師にお迎えして『ひきこもりケースの精神病理と支援』についてご講演いただきました。ケースの理解・支援の基本となるアセスメントを中心にお話いただきました。

受講者の方々からは、「ひきこもりは本人が来談できないためアセスメントが難しいが、ガイドラインがあると聞き取りのポイントが整理できると思った」「傷つけられる不安と傷つける不安の違いが理解しやすくアセスメントにも有益に働くと感じられた」「GAW(ひきこもりケースの包括的アセスメント)の第3軸(防衛機制、心理的資質)の視点が面白いと思った」「対応・支援までお話を伺いたかった」などのご感想をいただきました。


高機能自閉症スペクトラム(高機能自閉症・アスペルガー症候群)コミュニケーション支援のための『小さな勉強会』-小学校低学年編-

 11月8日・12月6日の2回にわたり、保護者の方のための『小さな勉強会 –小学校低学年編』を開催しました。この講座は少人数制なので、和やかな雰囲気のもと、活発な質疑や意見交換が行われました。

 参加者の方々からは「同じ年代の方の実体験がとても心強かった」、「一方的に話を聞くのではないのがとても良かった」、「ちょうどいま直面しているテーマだったので、とても分かりやすかった」、「具体例を含めて(ビデオでの映像)教えていただけたので、家庭で実践しやすい」などのご感想をいただきました。今後も、幼児編と小学校低学年編を交互に開催予定です。


基礎から学ぶ 成年後見制度

11月29日(火)に、顧問弁護士である浦崎先生に「成年後見制度」の勉強会を行っていただきました。成年後見制度の勉強会は、これまでにも何回か開催しているのですが、今回もお陰様で多くの皆様に参加してくださいました。浦崎先生は、弁護士であると同時に社会福祉士の資格もお持ちで、福祉の観点からも成年後見制度について解説いただきました。参加してくださった皆さまからは「後見制度について色々な勉強会に参加してきたけれど、一番わかりやすかった。また参加したい」「事例を通して、具体的な話を聞けて理解しやすかった」「制度の話だけでなく、社会福祉協議会や地域との連携をしながら取り組めることもあり、とても新鮮だった」「これまで疑問に感じていたことがよく理解できた」など、好評をいただくことができました。今後も定期的に勉強会を開催していく予定です。難しく、分かりにくい部分もある制度かもしれませんが、是非一緒に勉強をしていきましょう!


第3回 自閉症スペクトラムのアセスメント講座 ADOS‐2(自閉症診断観察検査第2版)モジュール1

11月6日に、ADOS-2(自閉症診断観察検査第2版)のモジュール1の研修会を開催しました。モジュール1(無言語〜二語文レベル)について、実際の検査場面の映像を見ながら、皆さんで評定をしてもらい、評価のポイントについて共有しました。受講者の皆様からは、「他のモジュールと合わせて参加することで、評価のポイントがより分かった」「評価はとても難しいが、1日研修を受けることで、難しい点について解説してもらいよかった」等の感想をいただきました。今後も、ADOS-2の研修会は開催していきたいと思っています。その際には、HPやメールマガジン等でご案内させていただきますので、ご興味のある方は是非ご参加をご検討ください。


金曜夜間講座第7回『薬物依存の臨床』について

4月より児童精神医学の各領域のエキスパートの先生方をお招きして、金曜の夜に専門家向け「児童精神医学研修会」を開催しております。11月は、埼玉県立精神医療センター副病院長 成瀬暢也先生を講師にお迎えして『薬物依存の臨床』についてご講演いただきました。日本の薬物依存の現状、依存症についての理解、治療、回復支援、臨床での治療実績などについて、患者さんの視点に立った支援をお話いただきました。

受講者の方々からは、「薬物依存のみならず、今の精神医療に普遍的に言える大事なポイント・問題提起のお話を聞き、とても納得でき勇気づけられた」「自分が苦慮しているケース(依存症に関係なく)のことが浮かび、生き辛さを抱えているという底辺を流れるものは同じだと思った」「一応知識として知っておきたいくらいの気持ちで参加したが、日頃の臨床に繋がるところがたくさんあった」「薬物依存症に人に有効な治療法をデータで示していくことが大切だと感じた」「面接に臨む際に自分の心構えとしてどうすべきか教えられた気がした。依存症の方だけでなく、傷ついている方全般に必要な心構えだと思った」などのご感想をいただきました。


専門家のための実践講座-診断と評価のために-

10月17日、22日、23日の3日間にわたり、2回目の「実践講座」を開催いたしました。今回も多くの皆様に受講いただき、ASDにおけるWISC-Ⅳ、WAIS-Ⅲの評価のポイントを共有するとともに、実際の映像をみながら、所見のまとめ方についてディスカッションをしました。「普段疑問に感じていたことが、クリアに整理された」、「専門的な内容をわかりやすく説明してもらいともて貴重な機会になった」、「三つ組や認知特性の視点から考えることが重要で、そのポイントについても具体的でわかりやすかった」、「実際の映像を見ながらの演習はわかりやすく、全体のディスカッションもとてもよかった」、「3日間は長くて大変だったが、とても勉強になり参加してよかった」、「また参加したい」など前回に引き続き、とても有意義なディスカッションや共有ができたと思いますし、受講者の皆様からも好評をいただきました。今後も、同様の研修会を開催していきたいと思っておりますので、ご興味のある方は是非ご参加をご検討ください。スタッフ一同、また皆様と勉強できる機会を楽しみにしております。


専門職講座「高機能自閉症スペクトラムの子どものコミュニケーション支援」(2016年10月開催)

1日目は、自閉症スペクトラムのお子さんたちを支援するうえで必要な基礎知識(診断概念、併存障害、薬物療法など)、支援の原則、心理検査による評価の目的や観察のポイントなどを解説しました。2日目と3日目は、コミュニケーションに焦点をあてて、評価・支援・指導の原則と具体的な方法を、実際の評価・指導場面のビデオを見ていただきながら解説しました。受講者の方からは、「評価時のこどもの反応の例が具体的で、なぜ?という点を説明してもらえたことがとても勉強になった」、「実際の ST場面を見せていただくことで、支援/指導の方法・手順がわかりやすかった」、「これまでの自分のやり方をどう見直していったらよいか、よくわかった」などの感想をいただきました。

よこはま発達相談室の見学では、実際の教材を手にとっていただきながら、指導のポイントなどをお話ししました。「興味や個性を大切にして、教材やことばの選択をしていこうと思った」、「(教材を)ぜひ、取り入れてみたいと思った」などのご感想をいただきました。


金曜夜間講座第6回『dyslexiaの診断と治療、そして今後の課題』について

4月より児童精神医学の各領域のエキスパートの先生方をお招きして、金曜の夜に専門家向け「児童精神医学研修会」を開催しております。10月は、国立研究開発法人 国立成育医療研究センターこころの診療部部長 小枝達也先生を講師にお迎えして『dyslexiaの診断と治療、そして今後の課題』についてご講演いただきました。Dyslexiaの診断や原因から、評価ツール、支援・指導に使用するアプリのご紹介、効果・実績について等、具体的に分かりやすくお話し頂きました。

受講者の方々からも多くの質問を頂き、「原因に基づいた指導が有効なデータがあり、信頼性を感じた」「改善するということが素晴らしいと思った」「学校が問題なのではなく、医療・STが治療すべきことであることが参考になった」「明日からの診療に活かしたい」「クラスの子どもが抱えている事、高学年の子どもへの接し方、具体的な指導・対応などとても勉強になった」「自分自身が元気をもらった気がする」などのご感想をいただき、好評のうち終えることができました。


第2回 自閉症スペクトラムのアセスメント講座 ADOS‐2(自閉症診断観察検査第2版)モジュール3

9月25日に、自閉症スペクトラムの診断・評価のアセスメントツールとして世界的なゴールド・スタンダートであるADOS-2(自閉症診断観察検査第2版)のモジュール3の研修会を開催しました。国内におけるADOS-2の研修会の機会は少なく、非常に貴重な機会となりました。今回は、モジュール3(流暢に話すレベル)を概要だけでなく、実際の検査場面の映像を見ながら評価の視点を共有しました。受講者の皆様からは、「映像を共有することで、評定の確認ができたのはとてもいい経験になった」「行動観察のポイントが参考になった」「まだまだ勉強したい。また開催してもらいたい」「自閉症特性を拾う良いトレーニングになった」等の感想をいただきました。11月には、モジュール1の研修会をする予定ですので、ご興味のある方は是非ご参加をご検討ください。


第10回『医師のためのDISCOセミナー』

DISCOは、英国のLorna Wing博士らによって開発された自閉症スペクトラムを中心とする発達障害の診断・評価のためのツールで、本セミナーは、日本においてDISCOをトレーニングする正式な資格を得た唯一のセミナーです。

今年度は、ステージ1(4/15・16・17)、ステージ2(9/17・18)の合計5日間にわたって開催されました。

受講者の方々からは、「ロールプレイでは、各項目の質問を具体的に相手にどのような形で投げかけるのかということを講師の先生方の視点を参考に組み立てることができて良かった」、「レポートを細かく添削していただいたのでとても役立った」、「ケースプレゼンテーションで様々なケースと先生方の実際的な助言をうかがえたのが良かった」などのご感想をいただきました。


金曜夜間講座第5回『小児神経科での児童の生理学的検査と薬物療法』について

4月より児童精神医学の各領域のエキスパートの先生方をお招きして、金曜の夜に専門家向け「児童精神医学研修会」を開催しております。9月は、国立精神・神経医療研究センター病院 外来部長・小児神経科医長 中川栄二先生を講師にお迎えして『小児神経科での児童の生理学的検査と薬物療法』についてご講演いただきました。豊富な画像や動画を提示いただき、臨床実績に基づく具体的な療法などを分かりやすくお話いただきました。

受講者の方々からは、「いつもと違う視点から考えることができた。」「実際の内服量も分かり参考になった。面白かった。」「豊富な臨床情報があり、資料、お話が分かりやすかった。」「医療間、他職種との連携の大切さを知った」などのご感想をいただき、好評のうち終えることができました。


自閉症の評価セミナー

8月11日から14日までの4日間、毎年ご好評をいただいている、『自閉症の評価セミナー』を行いました。

評価や支援の基本的な考え方を学ぶとともに、実習を通して、自閉症の強みを生かした支援プランを考えるところまで学ぶ、非常に実践的なセミナーです。

今年度も全国から多様な職種の先生方にご参加いただき、ありがとうございました‼

受講者の皆様からは、「今まで色々な研修に参加してきましたが、一番中身が濃くて楽しく、本当に充実した4日間でした」「自閉症の評価から支援につながるプロセスがよくわかりました」「ビデオを見ることで、どこをポイントにしたらよいかわかりやすく、実習に向けてイメージを持ちやすかったです」「グループワークが本当に楽しかったです。先生方とも直接ご意見を頂きながら検討でき、とても勉強になりました」「計画の立案まで教えていただけたのがよかったです」などの感想をいただきました。

来年度もまた夏に開催予定です。皆様のご参加をお待ちしております。


2016年 夏のセミナー 『自閉症スペクトラムの理解と支援』

7月29日から31日までの3日間、恒例の夏のセミナーを開催しました。今回は、『自閉症スペクトラムの基本を理解する』(内山)、『青年期・成人期支援の新たな潮流』(中山)、『穏やかに暮らすためのコミュニケーション支援』(飯塚)、『問題行動とその対応』(内山)、『あらためて、三つ組から考える』(蜂矢)の5つのタイトルでお話しさせていただきました。全国から大勢の保護者や専門家の方々にご参加いただき、ありがとうございました。

受講者の方々からは、「発達段階に応じた三つ組の特性、具体的な話がわかりやすかった」、「特性を理解していないことや配慮の不足が問題をまねくので、もっと自閉症の子の特性を一人一人理解していきたいと思った」、「視覚化がどれだけ大切なのかわかった。自分の指導をもう一度振り返ってみようと思った」、「様々な支援の具体的な場面が見れてよかった」、「3日間連続で参加したことで、集中した理解ができた」などのご感想をいただきました。


6・7月夜間講座-自閉症スペクトラムの人たちが福祉施設や 職場・家庭で取り組んでいる「仕事」「お手伝い」の中身ー

6月23日と7月21日の2回にわたり、夜間講座を開催しました。中山清司先生の、実践的なお話と、豊富な映像紹介が毎回好評をいただいている

講座です。

課題の評価の視点、視覚的構造化や補助具の活用、場所の設定の仕方などを具体例を通して学ぶとともに、2日目にはワークシートを使って実際に自閉症スペクトラムの人たちへの教え方を考える取り組みを行いました。

 受講者の方々からは、「具体的にワークシートを作成したことで支援のコツをイメージすることができた」「今日取り組んだ課題分析を早速やってみたい」「隣の人と意見交換をすることで、新しい視点で考え直すことができた」「いろいろなアイディアを思いつくことができた」「写真やDVDで具体例を多くみせていただき、観察の視点、再構造化の仕方など大変参考になった」「実際に社会に出て使えるようにするには今から何をすればよいのか考えることができた」などの感想をいただきました。

今後も、さまざまな事例に学びながら、一人一人にあった効果的な支援方法を考える機会を継続して提供していきたいと思います。


実践のためのビデオ演習 第1回(2nd version)『自閉症スペクトラムの人へのコミュニケーション支援 –知的障害のないこどもの指導場面を題材に』(2016年7月10日開催)

3月に実施した同講座をバージョンアップしたものです。

受講者の方からは、「実際に支援を行った際の初回の様子とその評価、アプローチをしての様子の変化まで、経過を追って見ることができたのがとてもわかりやすく勉強になった」、「実際に自分で評価してみたり、他の方の視点や着眼点をうかがうことができたのも、自分で考えるとても良い機会を与えていただけたように思った」「課題の提供のしかた、レベルの決め方や変更のしかたなどを学ぶことができ、明日からやってみたいと思える内容だった」などの感想をいただきました。

多職種の方がご参加くださり、様々な立場からコミュニケーション支援のアイディアを発表していただくことができたことも、たいへん有意義だったと思います。


保護者向け講座 高機能自閉症スペクトラム(高機能自閉症・アスペルガー症候群)コミュニケーション支援のための『小さな勉強会』-小学校低学年編-

6月14日と7月5日の2回にわたり、保護者の方のための『小さな勉強会 –小学校低学年編-』を開催しました。少人数制なので、講師による講義だけでなく、参加者の方々にご家庭でお困りのことや、反対に「これはうまくいった」と思っていることなどをお話しいただくことができ、それぞれの方が、その日から始められる支援の手がかりを得ることができたように思います。

受講者の方々からは、「他の方の工夫を見せていただいて、良いと思ったものを真似させてもらった」、「本人の表現を助ける方法を具体的に教えていただいたのでやってみたい」「よく話す子でも視覚的な手段が手助けになることがわかった」などのご感想をいただきました。

今後も、幼児編と小学校低学年編を交互に開催予定です。


発達障害と災害〜事前・事後にどのように対応すべきか、どのように子どもは反応するか〜

東日本大震災以降、被災地への支援に継続的に関わっている内山院長が「発達障害と災害」をテーマに、災害への備えや災害時時にできること、大切なこと等を、これまでの支援のデータをもとに開設しました。「実際に役立つ情報が多く、こうした情報を得る機会がなかったためともて心強く感じた」「将来あるかもしれない災害へどういう心構えをしておくと良いか参考になった」「災害後、急性期における子どもへの接し方が参考になった」「被災地の実際の状況やデータを紹介してもらい、とても理解しやすかった」等の感想がよせられました。災害時にどうすればいいのか?実際にその場に直面したらできることは限られてしまうかもしれません。だからこそ、事前の備えや心構えをしておくことが大切なのではないかと思います。とても好評のセミナーでしたので、今後も、同様のテーマで研修会を企画したいと思っております。

 


金曜夜間講座第4回『子どもの認知行動療法について』

4月より児童精神医学の各領域のエキスパートの先生方をお招きして、金曜の夜に専門家向け「児童精神医学研修会」を開催しております。7月1日の第4回には、東京大学大学院教育学研究科 下山晴彦先生を講師にお迎えして『子どもの認知行動療について』についてご講演いただきました。成人とは違う子どもの問題の特徴、子どものCBTで必要なこと、特有な介入手続き等を事例を含め、短時間にボリュームのある内容をお話いただきました。

受講者の方々からは、「CBTのみではなく対応が多様であることがわかった」「体験的にERP、応用行動分析を分けて行っていたが、今後はCY-BOXのような評価を取り入れ回復過程をみていきたい」「治療手段の形式だけにこだわらずアセスメントやケースフォームレーションに基づいて、適切なアプローチの仕方を検討していくことの重要性が分かった」「CBTの経験がほとんどなかったので仮説を立てる段階から詳しく知りたかったので難しかった」「ケースフォームレーションをアセスメントから詳しく作成していくことが参考になり、もっと学んでみたくなった」などのご感想をいただきました。

 


金曜夜間講座第3回『チック、トゥレット症候群の臨床』

4月より児童精神医学の各領域のエキスパートの先生方をお招きして、金曜の夜に専門家向け「児童精神医学研修会」を開催しております。

6月24日の第3回には、東京大学医学部附属病院こころの発達診療部 金生由紀子先生を講師にお迎えして『チック、トゥレット症候群の臨床について』についてご講演頂きました。チック・トゥレットの診断・評価・合併症、治療や患者さんの環境調整等についてお話しいただきました。

受講者の方々からは、「分かりやすかった」「チックをもつ子どもの感じ方や、学校の環境調整について臨床の参考になった」「合併症についても現場と医療との連携が必要と感じた」「施設での生活支援の中で様々なチック症状をもつ子どもと関わっており、知識として初めて学ぶことができ参考になった」「これまできちんと学んだことがなかったので、これをきっかけに勉強していきたい」「知識としての情報と臨床実感を交えて教えていただき実践的だった」などのご意見をいただき、好評のうちに終えることができました。

 


6/3 浦崎先生研修会『障害のある人が地域で安心して暮らすために-加害者・被害者になってしまった時に知っておきたいこと-』

2014年4月より、よこはま発達クリニック顧問弁護士でもある浦崎寛泰先生を講師にお迎えして、『「トラブル」に備えて知っておきたいこと』についてご講演頂きました。家族や支援者が知っておくべきこと、トラブルに巻き込まれた際にどのように対応すればよいか等を司法(弁護士)の視点から分かりやすく解説していただきました。

保護者・医療・学校をはじめ多くの支援に関わる方にご参加いただき、受講者の方々からは、「実例や具体的対応が聞けて参考になった」「見当がつかなかったことに見通しがつき安心できた」「当事者を取り巻く人のお互いに顔が見えるネットワークの大切さを感じた」「保護者や支援者・警察の方が全員知識を持っていたら、もっとよくなるのではないか」などのご意見をいただき、好評のうちに終えることができました。

 


金曜夜間講座第2回『5/6高齢期を迎える知的・発達障害者の支援』

4月より児童精神医学の各領域のエキスパートの先生方をお招きして、金曜の夜に専門家向け「児童精神医学研修会」を開催しております。

5月6日の第2回には、国立重度知的障害者総合施設のぞみの園 志賀利一先生を講師にお迎えして『高齢期を迎える知的・発達障害者の支援』についてご講演頂きました。障害児の福祉の始まりから50年、高齢期の支援について議論が始まったばかりの現状、多くの課題、中年期・高年期を見据えた生活・相談・法的支援の必要性をお話しいただきました。

受講者の方々からは、「高齢化に伴う様々な変化に行政の制度・サービスが追いついていない現状を改めて知ることができた」「中高年の知的障害のない発達障害の方が周囲との認識のずれゆえに必要なサービスが受けられていないケースへの対応を考えさせられた」「データが具体的で65歳以上の高齢者の概要が分かって良かった」「就労までのイメージを持ちながら仕事をしていたが、それ以降の介護についてのイメージ、具体的な現状・問題を認識し、ある意味衝撃を受け勉強になった」「関わっている方の今後を考えるきっかけになった」「高齢期の発達障害者の相談数が多くなっていることがとても参考になった」などのご意見をいただき、好評のうちに終えることができました。


『専門家のための実践講座ー診断と評価のためにー』

4月24日、『専門家のための実践講座−診断と評価のために−』を開催しました。午前中は、内山院長より“ASDの診断と評価の流れ”“情報収集のポイント、支援の考え方・伝え方”について解説をしました。午後は、北沢臨床心理士より、“ASDの検査を実施、解釈する上での留意点”“心理評価における観察の視点(ASDの三つ組と認知特性)”について解説しました。いずれの講義でも、日々の臨床での具体例を提示しながら、皆さんにイメージして頂きやすい説明ができるように心がけました。受講者の皆さんからは「評価の視点がとても参考になった」「これまでの疑問点や違和感が整理された」「継続して開催してほしい」「評価の重要性がよく理解できた」など、大変有難いご感想を頂きました。5月には、WISC-Ⅳ、WAIS-Ⅲそれぞれの研修会では、「ASDにみられる特徴について整理されていてわかりやすかった」「講義に加え、ビデオ演習があったことで、どういうところをASD特性として拾っていけばいいのか具体的で分かりやすかった」「WISC-Ⅳ、WAIS-Ⅲどちらの講義も出ることで、観察の視点がより深く理解できた」等の感想をいただけました。今後も、同様の研修会を継続的にしていくなかで、皆さんと一緒に勉強していければと思っております。


金曜夜間講座 児童精神医学研修会 『自傷行為の理解と対応について』

今年度より、児童精神医学の各領域のエキスパートの先生方をお招きして、金曜の夜に専門家向け「児童精神医学研修会」を開催することとなりました。

4月9日の第一回には、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 松本俊彦先生を講師にお迎えして『自傷行為の理解と対応について』ご講演頂きました。繰り返される自傷行為の背景、見える傷の背後にあるに見えない傷を理解し、専門家としてどう寄り添い支援していくかを軽妙な話術でお話しいただき、 受講者の方々からは、「自傷の背景の本質を教えていただいた。」「データが分かりやすく、数字が随所に示され根拠に基づいたお話で納得できた。」「自分の面談・助言が適切だったか振り返るきっかけができた。」「発達障害の自傷と思って参加していたが、臨床に役立ちそう。」などのご感想をいただき、「また松本先生の講義を聴きたい。」のご意見もたくさんいただき、好評のうちに終えることができました。


『ビデオ演習:自閉症スペクトラムの人へのコミュニケーション支援』

3月19日、専門職講座『実践のためのビデオ演習 自閉症スペクトラムの人へのコミュニケーション支援<第1回> 知的障害のないこどもの指導場面を題材に』が開催されました。

 実際の検査・指導場面のビデオを見て記録や所見の整理をしていただいたり、うまくいかない(お子さんが困っている)場面で自分だったらどう対応するかを考えていただきました。

また、講師自身がどのような反省をし、対応をどう改善したか、その結果、お子さんがどう変化したかといったことについても、実際の映像を確認しながらお話ししました。

受講者の方々からは、「対応のしかたや工夫、それに応じたお子さんの変化を実際に見て学ぶことができ、全てが貴重な体験だった」、「秒単位で細かく解説してくださったので、とても参考になった」、「こどもへの支援をどう考えていくのかを個人やグループで考えることはとても良かった」、「子どもが安心感、充実感を得られるように、ということを念頭において課題設定をしていくことの大切さを改めて実感できた」などのご感想をいただきました。